国内ハチミツ生産の苦労

スズメバチの来襲

この時期になると、スズメバチの襲撃が活発化します。今年は、オオスズメバチの襲撃のタイミングが早いし、襲撃の数も多いような印象を受けてます。

今年の夏は猛暑でしたので、その影響でスズメバチの群れが大きくなってるのかもしれません。

いずれにせよ、日本にはオオスズメバチが生息しているので、ニホンミツバチにとってもセイヨウミツバチにとっても彼らの襲撃ほど恐ろしいものはないでしょう。

ニホンミツバチはオオスズメバチへの抵抗性があります。数匹の襲撃であれば蜂球を作ってオオスズメバチを大勢で取り囲み、熱死させることができますが、さすがに大群で襲撃されると抵抗できずに巣箱の中に入り込み籠城戦に入ります。とはいえ、時々巣箱から出入りするミツバチがおりまして、その時にスズメバチに捕まり肉団子にされてしまう者もいて、悲しくなります。

どうも、ミツバチの巣の近くにオオスズメバチの巣ができると、かなりの確率でミツバチはターゲットにされて攻撃されてしまうようで、春先に蜜蜂の巣の近くにオオスズメバチが巣を作らないように対策することが有効な気がします。

一方、セイヨウミツバチはオオスズメバチの襲撃には完全に無抵抗なので、人間がスズメバチトラップを仕掛けてあげないと、あっけなく群れが全滅するそうです。

オオスズメバチ対策

ミツバチの巣箱にオオスズメバチの襲撃が始まると、人間にとっても危ない状況になるので、私は呼ばれたら退治しに行きます。今日も行って来ました!

その際持って行くのは、ねずみ取りシートと長い棒だけ。長い棒の先にねずみ取りシートを固定して、オオスズメバチが巣箱の入口付近でたむろしているところを棒の先につけたねずみ取りシートでペタっとくっつけます。そして、スズメバチがくっついたシートを棒から外して、スズメバチが飛び回る場所に置いておけば、後からどんどこ仲間のスズメバチがトラップに引っかかる。

もちろん、この作業をやるときはオオスズメバチに攻撃されないようにそーっと周辺の景色に同化しながら行わなければなりません。

日本での養蜂はオオスズメバチからミツバチが襲撃されて、時には消滅するし、人間も襲われる可能性があるので、十分に気を付けて行わなければなりません。こんなに苦労するなら、ハチミツを手に入れるのに海外から安いハチミツを買ってくれば良いのだが、ニホンミツバチの面白さがそれを上回るのです。

国内産ハチミツは輸入ハチミツよりも高額ですが、養蜂家がオオスズメバチと戦って命を掛けてハチミツを作るという苦労もあるから、と理解してもらえれば幸いです。

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