JBeeFarmの活動

JBeeFarmは福岡市と糸島市を拠点として、ニホンミツバチの普及活動を行っています。ニホンミツバチは数万年前の太古の時代から、日本列島に生息している野生のミツバチであり、地域の山林や住宅街の一角に住処を設け、永きに渡りその生命を育んできました。近年、日本国内の田んぼや畑での農薬や除草剤の散布、山林の荒廃などによる蜜源の減少など、ミツバチにとっては厳しい環境となっていますが、ニホンミツバチは逞しくその命を繋いでいます。我々は「日本ミツバチにとって良い環境は人間にとっても良い環境である」という考えの下、誰もがニホンミツバチと関わり、自分達の生きる社会環境や地域社会の事をもっと考える社会にしたいと思い、ニホンミツバチの普及活動を行っています。

ニホンミツバチの普及活動を進めるために、2本の柱を設定していいます。

1.地域内へのニホンミツバチの巣箱の設置とはちみつの生産販売

地域には荒廃した山林や空き地が多く存在しています。JBeeFarmはその土地を有効な地域資源とみなしそれを活かすために、人々が足を踏み入れる事のできる土地に整備した後、ニホンミツバチの巣箱を設置しています。そして、継続的に維持管理するために、定期的な草刈りや山林整備活動も行っています。

2.地域養蜂家の育成

JBeeFarmは地域養蜂家を沢山育成していきます。彼らはニホンミツバチと関わる事で、地域環境や地域社会の事を考えるようになるでしょう。さらに彼らが多くの仲間を連れてくることで、地域全体として環境に対して取り組み方が大きく変わっていくと確信しています。養蜂家育成プロセスでは巣箱作り講習やニホンミツバチの管理の仕方、採蜜ワークショップなどを随時行っていきます。全てのノウハウを学んだ後は養蜂家として独立していきます。

ニホンミツバチに関してのお話会も随時開催しております。数名からの雑談形式でも大歓迎ですので、開催をご希望の方はご連絡ください。