強風対策について

ニホンミツバチの巣箱でよく使用されている重箱式巣箱は巣が大きくなると背が高くなるので、常日頃から巣箱の倒壊には気を付けなければなりません。特に、春先の突風や台風時期にはしっかりと強風対策を行います。強風対策を行うことで、地震対策にもなりますので、しっかりと行ってください。

対策は杭とロープだけ

JBeeFarmでは巣箱の固定は杭とロープだけで行っています。地上としっかり固定するためには杭の長さは長ければ長い程良いです。地盤がかなり固い所では30cmでも大丈夫なこともありますが、殆どのケースで60cmを使用しています

杭杭(60cm)

固定ベルト(ロープ)は固定できれば何でも良いですが、ラチェット式ベルトがお薦めです。ラチェット式ベルトはカチャカチャとハンドルを回すだけで締まるので、運用が非常に楽です。しかし、操作方法に慣れるまで皆さん苦労しているようです。巣箱はロープ一本でも固定できますが、台風のような強風では巣箱が倒壊するがありますので、固定例のように可能な限り2本で十字にして固定すると安心です(台風前にはベルトの緩みを必ずチェックしてください)。ベルト2.5mと4.5mサイズがありますが、4.5mを使用してください。2.5mでは巣が大きくなった時に長さが足りなくなります。

ラチェット式ベルト(4.5m)

尚、このような固定方法でもイノシシの襲撃には耐えられないので、ご注意を!イノシシ対策については別の記事でご紹介します。

杭とラチェット式ロープを使った固定例

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