分蜂時の蜂玉捕獲のススメ(途中)

分蜂群の捕獲の方法として大きく分けて二つの方法があります。

キンリョウヘンによる自然入居

分蜂した蜂球の強制捕獲

上記の方法がありますが、JBeeFarmとしては蜂球の捕獲はおすすめしておりません。
なぜなら、捕獲作業に手間が掛かるし、捕獲したとしてもその後にミツバチが定着し難いからです。
ミツバチが定着し難い理由として以下の点が考えられます。

理由1)分蜂したばかりの蜂球を強制的に捕獲し、巣箱に押し込めたまますぐ近くに置いておくと、かなりの頻度でその場では巣を作らずにその後、巣箱から飛び出していくことがあります。なぜなら、分蜂したばかりの群は越冬した元の群からできるだけ離れようとするからです。ミツバチにとっては強制的に捕獲された巣箱の中も一時的な滞在場所でしかありません。

採蜜のススメ

ニホンミツバチ養蜂をやっていく上で一番難しいのはハチミツの採取かもしれません。どのような時期に採取するのか、どうすればミツバチも殺さずにスムーズに採取できるのか、美味しいハチミツはどうすれば採取できるのか、具体的な沪過の方法は?どんな設備が必要なのか?など色々と分からない事が多いと思います。ハチミツの採取をする上で、大事なポイントを説明します。

手抜き養蜂のススメ

手抜き養蜂とは言葉通り、「養蜂で手を抜くこと」です。ニホンミツバチは野生のミツバチです。彼らは数万年に渡って日本の自然環境に適応して生き残ってきました。人間は巣箱にミツバチを呼び込んで、住居を提供する代わりに家賃として彼らが自分達の為に作ったハチミツの一部を分けてもらうのですから、彼らにとって住みやすい住環境を作ってあげるだけで十分に彼らは生き残って行けるのです。つまり、人間が下手に色々と手を加える必要はなく、要点を掴み、必要最低限な事をするだけで楽にニホンミツバチと長く付き合っていこうという考えです。それが手抜き養蜂なのです。