養蜂を始める前の質問

Q:巣箱をどこに設置したら良いですか?

A:ミツバチが住みやすいと思われる場所を捜してください。人間が住みやすいと感じる所がミツバチにとっても住みやすい場所です。農薬が撒かれるところ、煙を焚くところ、騒がしい所、振動があるところ、湿気が有るところなど、日当たりが強い所、寒い所は人間も嫌いですよね。

Q:自分の庭に花がありませんが、ミツバチは来てくれますか?

A:自分の庭に花が無くても、ニホンミツバチであれば2km範囲内から蜜を集めてきますので、周囲半径2kmの環境を観察してみてください。

Q:ニホンミツバチは刺しますか?

A:はい、刺します。ハチの機嫌が良ければ刺しませんし、機嫌が悪いと攻撃してきます。しかし、ミツバチにとっては刺す事で命を落とします。できるだけ、ミツバチが刺さないように配慮してあげましょう。ミツバチは振動に対しては敏感です。また、冬は機嫌が非常に悪くなるので、なるべく近づかないことです。

Q:ハチに刺されて、アレルギーとか発生しますか?

A:ミツバチの針の毒性弱いと言われていますので、ほとんどのケースで刺されても赤く腫れる状態が3,4日続くことで収まりますが、人によっては熱や痙攣の症状が出たり、最悪のケースでは死亡する可能性もゼロではありません。事前に病院などで血液検査をした上で自分がハチアレルギー体質であるか確認されることをお薦めします。ちなみに、私は何度も刺されましたが、アナフィラキシーショックなどの症状は出てません。

Q:ミツバチに刺されたらどうしたら良いですか?

A:まず、その場から離れ、刺さった針を抜きます。可能であれば携帯用の真空吸引機などで毒を吸い取った後、刺された場所をしっかり水洗いします。その後、傷口を汚れた手で触らないようにしましょう。体調が悪くなったら病院に行って処置してもらいましょう。刺された日にはお風呂に入るのは止めましょう。傷口からバイ菌が入って腫れが悪化することがあります。

Q:養蜂を始めたいですが、まずは何から始めれば良いでしょうか?

A:こちらのサイトをみてください。

Q:ミツバチを飼うと、スズメバチがたくさんやってきますか?

A:ミツバチがいるから、すぐ近くにスズメバチがやってくるということはありません。逆に、ミツバチがいなくても、スズメバチが巣を作ることはあります。両者とも野生のハチですので、彼らが住みたい所に住むだけです。

Q:ハチミツはどのくらい採取できますか?

A:地域や群によって異なりますが、しっかり採取できた場合は年に10kg程度は採取可能です。しかし、採取できない時もあります。ミツバチにとって住みやすい環境を作ることで、ハチミツの採取量は自然の上がります。

Q:家族が巣箱を置く事に賛成してくれません、どうしたら良いですか?

A:まずは、自宅に巣箱を設置せずに、知人などの空いている土地に巣箱を設置してみたらいかがでしょうか?ご家族の方もミツバチを実際に見て、採れたハチミツを食べたら気持ちが変わるかもしれません。家族もそうですが、ご近所さんの理解を得た状況で養蜂をされることをお薦めします。

Q:巣箱の設置場所がないので、ミツバチを飼えません。どうしたら良いでしょうか?

A:知人を通じて、使ってない空地や山林を捜しましょう(周囲に声を掛けまくる)。そして、地主さんの許可を取った上で、巣箱を置く場所を整備し、ミツバチを呼び込める環境を作ります。そこで採取できたハチミツを地主さんに2割ほどお渡しすれば、もっと遊んでいる土地を紹介してくれると思います。

Q:ミツバチを購入することは出来ますか?

A:数万円〜5万円程度で販売される業者さんもいるようですが、JBeeFarmではミツバチの販売は行っておりませんが、ミツバチと一緒に生活したいという方にミツバチを無料でお譲りしています。その際、作業の手間賃とミツバチが入っている巣箱の分の料金(1,1000円)と交通費だけを戴いています。

Q:ミツバチを自宅から遠い場所で管理することができますか?

A:はい、可能ですが、養蜂を始めた頃は要領が分からないので、遠方に置かないほうが良いと思います。近場で管理して、ある程度ノウハウを構築した時点で遠隔地に置かれる事をお薦めします。

Q:ミツバチの巣箱を設置後、移動できますか?

A:はい、移動できます。移動距離は何mでも何kmでも可能ですが、移動移動距離によって、やり方が異なります。

Q:近くに相談できる人がいません。

A:既にミツバチと共存生活している仲間が日本中にいます。JBeeFarmでもリアルな交流はもちろん、Facebookグループ上でも情報交換を行っています。分からないことがありましたら、お気軽に相談してください。→ JBeeFarm情報交換グループ

Q:害獣被害について

A:JBeeFarmの巣箱ではしっかり固定していれば、小動物が入らないような構造になっていますので被害はありません。しかし、巣箱周辺の地面から穴を掘って巣箱内に侵入することはありますので、周辺の土が軟らかい場合は巣箱の周囲にブロックを敷き詰めて小動物が中に入れないようにしてください。イノシシの被害は今の所少ない(ゼロではない)と言えますが、イノシシが蜂の巣が美味しいと認識してしまうと、繰り返し巣を襲ってきますので、巣箱を設置したら周辺には餌となるようなものを置かない、巣の絞りカスを置かないようにしてください。一度、襲撃されたらイノシシが忘れるまではその場所には置けません。


養蜂を始めてからの質問

Q:秋になるとミツバチが急に減ったけど、越冬できますか?

A:越冬前にミツバチが減少する事はよくあります。健康に越冬できる群でも寒い時期にはミツバチの活動がどうしても低下するので、女王蜂が卵を産まなくなって蜂の数が減少してしまいます。別の見方をすればミツバチが減少すれば越冬時の食い扶持が減るので、群としては越冬しやすくなるとも考えられ、正常な状態ともいえます。一方、越冬できずに消滅する群では女王蜂が高齢で卵を生まなくなった、もしくは既に女王蜂が死んでいなくなったことによって働き蜂の数が減少し、最後は巣内のハチミツを残して消滅してしまいます。

アカリンダニが原因と思われる蜂の大量死についてはこちらへ。

Q:分蜂シーズンでもないのに、ミツバチが飛び回ってるけど、異常ではないですか?

A:天気が良い太陽の出ている時間帯に巣内の多くのミツバチが外に出て10分〜15分くらい飛び回る事が良くあります。恐らく、太陽に当たりに来てるのだと思います。冬でも太陽が出ている時間帯にこのような現象が見られるため分蜂と間違えられることがありますが、分蜂ではありません。

Q:二つ以上の巣箱を近くに置いても大丈夫ですか?

A:通常は3m以上間隔を空けたほうがよろしいかと思います。ミツバチは自分の巣箱を認識しているため、通常は問題なく巣箱に戻れますが、あまり近くに巣箱を置くとミツバチが時々間違って他の群の巣箱に入ってしまい、他の群から攻撃されることがあるようです。JBeeFarmでは5m程度は離すようにしています。

Q:採蜜時に巣を切り出せる量はどれくらいですか?

周囲の蜜源が豊富でミツバチが非常に元気な群であれば、1回の採蜜で7kg〜8kgくらい、年間を通して10kg採取できます。しかし、秋にハチミツを採取しすぎると、ミツバチが越冬するための食料が不足したり、むやみに幼虫にダメージを与えてしまいますので、、過剰な蜂の巣の摂取はミツバチ群の生命に関わります。採取の際はある程度採蜜のルールを決めておくと良いでしょう。JBeeFarmでは、常時巣箱天井から50cmくらいは蜂の巣とミツバチで埋まっている状態を確保しており、そのルールを遵守していればミツバチに多くのダメージを与えないことが分かっています。よって、ミツバチの群の大きさが小さい場合は春まで一度も採蜜しない群もあります。全てはミツバチ都合で採蜜の量を調整しています。